知られざる至福の楽園を訪ねて<スンバ島ってどんなところ?>【インドネシア・観光情報】

2016年10月21日 バリ島観光情報

知られざる至福の楽園を訪ねて

<スンバ島ってどんなところ?>

 

<スンバ島>

日本ではほとんど馴染みのないスンバ島は、バリ島から東へ400km、小スンダ列島伝いにロンボク島、スンバワ島とたどった先にあり、東ヌサトゥンガラ州に属している。雨季が短く乾いた気候が特徴のこの島は、サンダルウッドアイランドと呼ばれるほど古くから白檀の栽培が盛んなほか、6世紀から続く伝統的な織物イカット(絣)の産地としても知られている。なかでも、土着的信仰や伝統的な風習などの独自のモチーフを、一枚の絵画のように織りあげていくイカットは、多くのコレクターを持つほどで、世界的にも希少価値の高いものとされている。イスラム教国家インドネシアにおいて、島の人々の多くはキリスト教を信仰し、またマラブと呼ばれる精霊崇拝に基づいた伝統的な生活を送っている。正装に身を包んだ男性たちが槍を投げあい、豊作を祈る行事パソーラも、古くからの伝統と習慣に基づいたものだ。近代化が急激に進むインドネシアにおいて、素朴な自然と生活が未だに受け継がれているスンバ島は、訪れるものに懐かしく温かい余韻を残すだろう。

その乾いた気候ゆえ、感動のサンセットに 出会う確率も高い

スンバ島

息をのむような島の自然を肌で感じられる「ニヒワトゥ・リゾート」

知られざる至福の楽園を訪ねて<スンバ島ニヒワトゥ・リゾート>ホテル施設編
知られざる至福の楽園を訪ねて<スンバ島ニヒワトゥ・リゾート>アクティビティ&スパ編

 

スンバ島

とんがり屋根の先端には祖霊が宿ると信じられている伝統の高床式家屋

 

スンバ島

小スンダ列島の一部にあるスンバ島。北に行くと世界遺産コモドドラゴンやコーヒーの産地で有名なフローレス島がある

 


スンバ島への行き方

バリ島・デンパサール国際空港からスンバ島・タンボラカ空港へは、通常ガルーダ・インドネシア航空、ライオンエアー航空が一日一便づつ就航している。また、ジャカルタ、スカルノハッタ空港からの直行便はないので、デンパサールにて乗り継ぎが必要。バリ島とスンバ島の間に時差はなく、共に日本よりも1時間遅れとなっている。フライト時間は約1時間15分だ。

<ガルーダ・インドネシア航空の場合>

往路 GA460 :バリ島・デンパサール空港 13:05 ー スンバ島・タンボラカ空港 14:15  

復路 GA461 :スンバ島・タンボラカ空港 11:20 ー バリ島・デンパサール空港 12:15  

スンバ島

短距離飛行向けに開発されたカナダのボンバルディア・エアロスペース社の機材を使用している。

※フライト情報は2016年10月現在のものです。スケジュールは予告なく変更の場合がございます。

スンバ島

西スンバの中心、ワイカブバックにあるタンボラカ空港