インドネシア

以前クロボカンの外れにあった時からランチ時には駐車の車で辺りがごった返すほどの人気を誇るワルンだったが、2017年にクタのデウィスリ通りへ移転した。新しくなった店舗は天井が高く清潔な居心地の良い空間で、ワルンと呼ぶには少し恐れ多いほど。随時おかずが20種類以上並ぶジャワ系のナシチャンプルーに加えてスパイシーチキンスープ、ソトアヤムも美味しいと評判である。清潔感、外国人利用の多さから考えても、初インドネシア料理ワルンにはここを選べば間違いないであろう。
※レバラン（イスラム教の断食明け大祭）前後は長期で休みになるので注意が必要。

クタと言っても空港からすぐのトゥバンエリアというローカルエリアにあるインドネシア中華ワルン。日本人経営という安心感もあり、在住者をはじめとする日本人に遭遇する確率がかなり高い。ここのおすすめは看板メニューともなっている餃子で、ほとんどの人はお決まりのように注文している。1個1個が小ぶりのサイズなので、何か一品＋餃子としても良いしビールのつまみにも最高だ。その他の料理も麺類をはじめとして、どれも日本人の口に合うものばかりで何を頼んでもハズレがないというのも嬉しい限り。

おすすめベスト3企画で以前に激辛特集をやった時に圧倒的な1位に輝いたのが、アヤム・プニェットという鶏肉の唐揚げを食べさせてくれるワルンだ。プニェットはぺちゃんこという意味があり、その名の通りからりと揚がった骨つき唐揚げを叩いた上に大量のサンバルが乗った状態で提供される。このサンバルが激辛そして激ウマで、辛いものが好きな人にはたまらない一品となるだろう。一回ハマるとまた定期的にその味が恋しくなるのは間違いなしだ。