揚げた鶏肉にこれでもかと乗った
激辛のサンバルが食欲をそそる
インドネシア料理の鍵を握るのはサンバルとよばれる辛味調味料。唐辛子を使うことには変わりはないが一言でサンバルといっても、トマトベースに甘みを加えたマイルドなものからトマトやキュウリなどを刻んで加えたフレッシュなものなどバリエーションはさまざまだ。
クタの「イスタナ・ギャレリア」通称セントラルパーキング内にある「プニェット・エンドリュー」は激ウマ激辛のサンバルがロコにも大人気で、お昼時にはいつも混雑している人気ワルン。一度食べるとハマる人が続出というウワサのサンバルが頂けるのが、アヤム・プニェットという一品だ。
”プニェット”というのはぺちゃんこにした状態という意味で、骨つきの鶏肉唐揚げがぐしゃりと潰されちょうど食べやすい大きさになって出て来る。上にかかっている揚げ玉を外したところに現れるのが、鶏肉にこれでもかと乗せられた真っ赤なサンバルの姿。ビジュアルだけでも十分にインパクトのある辛さなのだが、口に含むとまさに悶絶覚悟の辛さが脳天までダイレクトで伝わってくるほど。それもそのはず、トマトや赤エシャロットなどの緩和剤となってくれるものが入っておらず、赤く見えるのはすべて唐辛子というから辛くて当たり前。ただ、このサンバルはやみくもに辛いだけでなく”旨い”といえるのが、爽やかな香りとほんのりした苦味が特徴のクマンギ(インドネシアンバジル)と隠し味に使われたニンニクの絶妙なさじ加減ゆえではないだろうか。
辛党の皆様「百聞は一見にしかず」ということでぜひともお試しになって頂きたい。ただし…次の日には2回目の悶絶が待ち受けていることは覚悟の上で!
アヤム・プニェットの他に豆腐やテンペの唐揚げ生野菜、
普通かナシウドゥックというココナッツライスから選べるご飯がセットになったパケットRp.27,500
こちらがその絶品サンバル、相当辛いのは見ての通り
アヤムゴレン(鶏肉唐揚げ)やアヤムバカール(鶏肉炭火焼)もあって、
こちらに添えられているサンバルはさほど辛くない
同じくクタのデウィスリ通りから移転して広くなった店内
このいかにも”辛そう”な看板を目印に
ツーリストの方には縁のないセントラルパーキングだが、サンセットロード、
クタ・レギャン方面、スミニャック方面からのアクセスも便利な位置にある
Penyet Endrue
Jl. Patih Jelantik, Kuta(セントラルパーキング内)
Tel : 0361-769445 Open : 10:00-22:00 Card : 使用不可 税サ+10%