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現地スタッフブログ

台湾大手航空会社チャイナエアラインは、同社客室乗務員組合によるストライキにより、本日6月24日、台北(松山/桃園)空港発の全便67便の運航を取りやめました。これにより、他の便や後日の便にも、影響が出る可能性があります。

 

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中華航空中国語HPより

 

乗客に対しては、同じ目的地であれば9月30日までの変更を受け付けるほか、同一予約クラスであれば新たな予約を受け付ける。格安航空会社(LCC)を代替便として使用する場合は、3,000台湾ドルか100米ドルの補償を行うなどの対応を行う。

 

遅延で影響を受けた乗客へは、遅延時間が3時間未満であれば25米ドル、3時間以上6時間未満であれば50米ドル分の食事・現金クーポン、6時間以上ではさらにホテルと100米ドル分の現金クーポンを補償として配布する。

Traicy(http://www.traicy.com/20160624-CIstrike)より

 

詳細はチャイナエアラインHPに記載されていますが、アクセス過多による制限(Error503の表示)でつながりにくい可能性があります。

 

 

 ≪中華航空ストライキのあらまし≫

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桃園市空服員工會より

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このストライキは、同社が客室乗務員組合に対して、労働基準法84-1條(労使双方の同意があれば労働時間などについて労基法の制約を受けない)の締結を求めたことに始まります。

 

同社の客室乗務員の労働時間は、以前から労基法の基準を超過しており、同社は毎年罰金を払い続けることにより、現状維持を続けてきました。会社側は同組合にこの労基法84-1条の締結を求めましたが、出された条件に多くの客室乗務員は同意しませんでした。

 

そして今年6月、同社は客室乗務員の労働時間の超過に対して、出勤前の点呼場所の変更や勤務時間の定義を変えることによって、名目上の労働時間の短縮を図りました。これにより、実質勤務時間は変わらないまま、労働時間は基準以内に収まるため、十分な休暇や手当が与えられなくなってしまいました。

 

これを受けて同社客室乗務員組合『桃園市空服員工會』はストライキを議決、投票率96%賛成票99.5%の高支持で決議され、6月24日0時ストライキが始まりました。このストライキでは『勤務地点の変更』を白紙に戻すよう要求しており、それから労使交渉のテーブルに就くと宣言しています。

 

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桃園市空服員工會より

 

一連の騒動により、株主総会会長および代表取締役は交代、新会長は『勤務地点の変更』を受け入れるよう主張していますが、会社側は拒否。行政院による仲裁を求めています。

 

(以上研修生調べ)

まるで『沈まぬ太陽』のようですが、大きく違うのは世論が組合側を強く後押ししているところでしょうか。冷戦時代も終わり、時代背景の違いを感じますね。