ベストシーズンはいつ?タイの気候について

2020年07月14日 バンコク , 観光情報

 

旅行に行く際に気になるのが、やはり現地のお天気や気候ではないでしょうか。

タイでは、スコールのようなどしゃぶりの雨季もあり、せっかくの観光に傘が必須な時期もあります。

また年中常夏のため、熱中症や紫外線対策も大切ですね。

タイ観光を思う存分楽しんで頂くために、どんな服装やアイテムが必要なのかも併せてご案内いたします。

 

【気候】

タイは熱帯モンスーン気候です。バンコクにおける直近の年間平均気温は29.4℃と、高温多湿で年中蒸し暑く、日本の7、8月頃の気候と同様です。季節は下記3つに分けられます。

 

■乾期(11月~3月)
毎日爽やかな青天が続き、雨がほとんど降らない季節。他の季節に比べて気温は低く、一年で最も快適な旅ができる季節です。尚、北部の山岳地域では深夜や早朝には0℃の近くまで気温が下がることもあります。

 

■暑期(4月~5月)
タイの旧正月であるソンクラーン(水かけ祭り)が行われる暑期は日差しが強く連日蒸し暑さが続き、一年で最も暑い季節。暑期の中でも最も暑いのは4月となり、近年では気温が40℃を超える地域も多数あります。雨量は少ないですが、スコールが降ることもあります。日差しと熱中症対策を充分に心がけて下さい。

 

■雨期(6月~10月)
一年で最も雨が降る季節。日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことは少なく、毎日1~2時間程度の激しいスコールが降ります。暑い日が続きますが、雨の後は涼しくなります。ただ、下記表の通り、年々雨量が少なくなっています。

 

年間のバンコクの気温と降水量

(引用:国土交通省HP)

 

【ベストシーズン】

タイ旅行のベストシーズンは雨の量が少なく気温が低めの「乾季」と一般的に知られていますが、観光地域によって若干異なります。また、南部のビーチリゾートは、アンダマン海側かタイランド湾側かでベストシーズンが異なります。比較的雨量が多い雨季又は「グリーンシーズン」には、一日中雨が降り続けることは少なく、スコールのように一日何回かに分かれて降ることが多いです。グリーンシーズンのタイ旅行の特典はツアー料金、エアチケット、高級ホテル及びビーチリゾートホテルの料金がリーズナブルとなり、ベストシーズンでは味わえないような贅沢な旅ができます。

 

■バンコク・アユタヤ・チェンマイ・スコータイ…11月~2月

雨がほとんど降らない乾期の11月~2月です。この時期は、バンコクでの街歩きや寺院の観光も快適に楽しめます。気温も心地良く、アユタヤでの遺跡巡りにも最適です。チェンマイでイーペン祭りや花祭り、またボーサーン傘祭りが開催されるのもこの時期です。

 

■アンダマン海側リゾート…11月~2月
プーケット島やクラビ、ピピ諸島のほか、「タイ最後の楽園」と称えられるリペ島など、アンダマン海側(西側)リゾートのベストシーズンは、乾期の11月~2月です。ほとんど雨が降らないので、海の透明度が高くなり、マリンスポーツを楽しむのにも最適。バンコクから近いパタヤやホアヒンのベストシーズンも、同じく11月~2月です。

 

■タイランド湾側リゾート…2月~6月
ココナッツの木で覆われたサムイ島をはじめ、パンガン島、タオ島など、タイランド湾側(東側)リゾートのベストシーズンは、この地域の乾期である2月~6月です。晴天に恵まれる日が多く、青い海を楽しめる時期。波も穏やかになり、ダイビングにも最適です。

 

【タイ旅行におすすめの服装とアイテム

<服装>

日差しが強く、高温多湿の気候なため、通気性がよい素材がお勧めです。デパートやホテル、レストランでは、エアコンが効きすぎている所もありますので、カーディガンなど羽織るものがあると良いでしょう。また、チェンマイなどの山岳部では、朝晩冷え込むこともあります。

 

<寺院を観光する時は…>

タイの寺院は神聖なる信仰の場所です。節度ある適切な服装を心がけて下さい。王宮や一部の寺院ではタンクトップ、短パンなど極端に肌を露出した服装やかかとの無いサンダルでは入場できませんので、ご注意下さい。

 

<アイテム>

日射しの強い日中の外出用として、サングラス、帽子、日傘、日焼け止めクリームなどを用意しておくと良いでしょう。また、雨期には突然のスコールがあるので、折りたたみ傘やレインコートがあると便利です。

 

 

バンコクのお天気情報(出典:Forecast7.com)

https://forecast7.com/ja/13d76100d50/

<引用:https://www.thailandtravel.or.jp/about/weather/