越日仏教文化交流 in Tam Chuc
第二回 越日仏教文化交流参加レポート
ニンビン省国際観光大使の佐々木しほです。
11月にニンビン省のタムチュック寺で開催された「第二回 越日仏教文化交流」に参加してきました。
日本からは総勢20名の僧侶が訪越され、普段の生活ではなかなか触れることのできない貴重な文化体験の数々に、心揺さぶられる時間となりました。
■ Xam(サム)の子どもたちと再会
まず嬉しかったのは、6月の初訪問で出会ったXam演奏の子どもたちとの再会です。
たった5カ月なのに、みんなの成長ぶりがすごい!特に小さな子どもたちは表情も演奏もぐっと大人っぽくなっていて、再び彼女たちの歌声を聴けたことが本当に嬉しかったです。
■ 感動に包まれた「念仏散華法要」
昼のメインイベントは「念仏散華法要」
仏様への感謝と祈りが捧げられる中、蓮の花を模した散華が堂内を舞う演出は、本当に心に沁みる美しさでした。
後に伺ったところ、この散華は僧侶の皆様が前夜21時までかけて一枚ずつ手作りされたもの。
丸みの出し方や細かい皺まで工夫されていて、その気持ちが込められた花びらが舞う光景は本当に美しかったです。
自ら作った花びらが舞う光景に、僧侶の皆様も深く感動されたとのことでした。
■「アジダファ」がつなぐ心の距離
ベトナムの寺院では「アジダファ(南無阿弥陀仏)」と挨拶すると、参拝者との距離がぐっと縮まるそうです。
実際に言ってみると、笑顔で返してくれる方が多く、ひとつの言葉でこんなに温かくつながれるんだと改めて感じ
仏教を通して、日本とベトナムそれぞれの伝統が国境を越えてつながる瞬間を実感しました。
■ 寺院でのビートライブという新しい挑戦
夜のメインイベントは、私もすごく楽しみにしていたDJ K・A・Zさんのビートライブ。
タムチュックの寺院でライブが行われるのは今回が初めてだったそうで、どんなステージになるのか会場全体が期待に包まれていました。
お寺の雰囲気に合わせた特別バージョンのライブは、灯籠流しの風景をさらに幻想的にしてくれました。
そして私が大好きな「light」をタムチュックバージョンで聴くことができ、個人的にも最高の時間になりました。
■ 人と人とがつながる“文化交流”の力
今回の参加を通して、改めて「文化交流が持つ力」を強く感じました。
仏教という枠を越えて、国も言語も異なる人々が心でつながり、お互いの文化に敬意を払い合う。
その温かさにたくさん触れられた本当に特別な経験でした。
今後もこうした交流の機会が継続され、越日間の絆がより深まっていくことを願っています。
すてきな時間をありがとうございました。
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