イジェン山ブルーファイヤー完全ガイド【インドネシア旅行】

2025年10月21日 イジェン山情報

 

インドネシア・東ジャワのイジェン山は、世界でも珍しい「ブルーファイヤー」で知られる火山です。夜間に火口で見られる青い炎は幻想的で神秘的。日の出とともに広がる雲海や雄大な火口の景色も楽しめ、夜と朝で異なる絶景を体験できます。自然の力を間近で感じられる東ジャワ旅行のハイライトです。

 

本記事では、実際のブルーファイヤーツアーの流れを時系列で詳しくご紹介します。
これから訪れる方は、服装や持ち物の参考にもぜひどうぞ!

 

ツアースケジュール

00:30 ホテルお迎え(Ketapang Indah Hotel )

夜のまだ暗い時間に出発します。気温が低く寒いため、防寒対策は必須です。星空を眺めながら、イジェン登山道の入り口を目指します。

 

01:30 イジェン登山道入り口へ到着

登山道の入り口からブルーファイヤー観賞スポットまでは、徒歩でおよそ1時間30分ほどかかります。

 

 

 

03:00 ブルーファイヤー観賞
火口で発生する神秘的な青い炎「ブルーファイヤー」を観賞します。夜の暗闇に浮かぶ青い炎は幻想的で、まるで地球の奥底から湧き出す神秘の光のよう。

火口周辺は硫黄の匂いが強いため、ガスマスクを着用して観賞します。

 

 

 

 

ガスマスクを着用している様子

 

05:00 サンライズ鑑賞

ブルーファイヤー観賞スポットから日の出鑑賞ポイントまでは、徒歩でおよそ30分ほどです。
眼下には、硫黄ガスを含むカワ・イジェン(Kawah Ijen)のカルデラ湖が広がり、コバルトブルーに輝く幻想的な景色を望むことができます。

 

 

 

 

 

 

イジェン山で硫黄を採掘する人々

 

下山の際、疲れた方は別料金でリヤカーを利用することもできます

 

 

 

08:00 駐車場に到着

日の出を鑑賞した後は、徒歩で約1時間30分かけて下山し、その後車でKetapang Indah Hotelへ戻ります。

 

 

09:00 ホテルにて朝食
Ketapang Indah Hotelに戻った後は、温かい朝食を楽しみながらイジェン山での絶景を振り返ります。この時間こそ、ブルーファイヤー体験のハイライトです。

 

Ketapang Indah Hotelのプールから望む海の景色

 

トイレの場所

  • 駐車場
  • 登山道途中のポスト1〜4(営業時間がなく、開いている場合と閉まっている場合があります)
  • 登山道途中のポスト5

 

持ち物リスト

  • 防寒着(朝は5〜10℃ほどまで冷え込むため必須)
  • 手袋・ニット帽・マフラー
  • 日中用の帽子
  • スニーカーまたはトレッキングシューズ(砂地や滑りやすい道に対応)
  • カメラ・スマートフォン(モバイルバッテリーも忘れずに)
  • 飲料水
  • 雨具(レインコートなど)
※ゴーグル・ガスマスク・懐中電灯は弊社でご用意しております。

服装のポイント

  • 重ね着がおすすめ:出発時は真冬のように冷え込みますが、登山中は体が温まります。脱ぎ着しやすい服装がベストです。
  • 長ズボン+スニーカー:登山道は岩や石が多いため、動きやすく足元が安定する服装が必要です。
  • 防風ジャケット:風が強い場所もあるため、ウィンドブレーカーがあると安心です。

 

まとめ

イジェン山のブルーファイヤーツアーは、夜から朝にかけて自然の神秘と壮大な景観を体感できる特別な体験です。幻想的な青い炎、雲海に包まれたサンライズ、雄大な火口の風景――その全てが訪れる価値あり。防寒と歩きやすい服装を整え、東ジャワならではの絶景を存分に楽しみましょう。