タナトラジャ ~死者と共に生きる人々~ 2019年12月12日マカッサル発5泊6日ツアー【インドネシア・観光情報】

 

この度「タナトラジャ ~死者と共に生きる人々~ 2019年12月12日マカッサル発5泊6日ツアー」が催行されました!!今回のスペシャルツアーの詳細をご紹介致します。

 

ツアー概要

インドネシアのスラウェシ島の山奥には、死者と共に暮らす民族が住んでいる。そんなトラジャ族の人生において、最も重要なイベントが葬儀。彼らは「死ぬために生きている」と言っても過言ではないほど葬儀に莫大な費用と時間を費やしており、日本のそれとは比べ物にならないほど華やかに、大々的に執り行われる。独特な死生観を持つトラジャ族の葬儀を目の当たりにして、我々は何を想うのか。

現代日本の日常生活ではどこか他人事のように感じられてしまう「死」について、各種ミスコンで世界を渡り歩いてきたWanderism CEOの庄司氏、世界中を取材してきた学生ジャーナリストの小西氏と一緒に、今一度考え直す旅。

 

※一部写真 閲覧注意

 

ツアー企画・募集

株式会社Wanderism

 

タナトラジャの文化

アルクトドロ教を信仰する彼らタナトラジャの人々は、西洋医学的に家族が亡くなった際、彼らをミイラにすることで”病人(熱のある状態)”と呼ぶ。つまり病人である彼らは(西洋医学的には亡くなっているが)まだ生きていているのだ。彼らはミイラとなった家族と家の中で共に過ごし、世話をする。三食を与え、頻繁に話しかけもする。

 

 

トラジャ族は土着の信仰”アルクトドロ教とキリスト教徒を信仰し、独自の文化を形成している。そんなトラジャ族の一番の特徴はその死生観だ。トラジャ族「死ぬために生きている」と言われるほど、葬式のために多くの時間と労力を費やす。

 

 

葬式にかける金額と社会的な地位や家系のプライドが結びつき、古くから葬式には莫大(ばくだい)な費用をかける。月収が1~2万円という中、葬儀費用は数千万円に及ぶこともある。資金が集まるまでは(西洋医学的に)亡くなった家族をミイラにし、家の中で共に過ごす。彼らの文化の中では、ミイラになった状態は”病人”であり”死人”ではく、三食を与え、頻繁に話しかけもする。葬儀が始まる初日に家の中から棺を下ろした瞬間に、”病人”は”死者”となるのだ。

 

 

しかしここでも”死とは終わりを意味するものではなく、天国という次のステージに行くための通過点だと考えられている。死は絶対的な区切りー生きるものと死者を隔てる壁ではなく、トラジャでは風習や葬儀などの文化を通して、長い時間の中にいる全ての人々が交信を取り続けているのだ。

 

 

 

 

葬儀は通称ランブソロ と呼ばれ、数日をかけて行われる葬儀には親類縁者だけでなく、近隣の村人、隣村の助っ人までもが集まりその数は大規模な時で何百人にもなる。

 

 

祭儀では水牛が死者をプヤ(天国)へと連れていくと考えられており、多くの水牛を生贄にすればその分天国への到着も早まるそうだ。そのため数十頭、多い時では何百頭という水牛が祭儀の最中に生贄として殺される。水牛は世界で一番高く、高価なものだと一頭数千万円にもなる。死者が生前行ったいいことだけが歌われるマバドンという踊り。故人の寛大さを偲び、忠誠を思い起こさせるため年長の女性たちが長い羽根飾りをつけた衣装を着て踊るマカティア。闘鶏に闘牛。訪れる人々には寝床と食を用意し、最終日まで葬式は熱と歓声に包まれる。

 

 

そのほか、乳児の死体を樹木の幹の中に納めるベビーグレイブ、墓に置く亡くなった人そっくりのタウタウと呼ばれる人形、3年に一回埋葬したミイラを取り出し服を着せ替え共に時間を過ごすマネネという風習、先祖と向き合い、死と向き合うトラジャ人の興味深い文化は紹介しても紹介しきれない。

 

 

※「マネネ」

3年に1回、ミイラ化した親族の遺体を墓から出して清め、生前好んだ服を着せ、お供え物を捧げる儀式。トラジャ族独自の風習「マネネ」は優れた文化遺産として世界的に注目されており、「マネネ」の期間中はトラジャに1,000人を超える観光客が訪れるといわれています。

 

お客様から頂きましたご感想

N様

こんな素敵な出会いに感謝!!

 

F様

価値観が全く変わったって確信!!

 

O様

 

笑いと共に葬られる、なんて素敵なんだろう!!

 

M様

トラジャの文化、価値観、環境、様々なことを学べた!!

 

【バリ島発】 秘境・タナトラジャ(スラウェシ島)2泊3日ツアー

スケジュール

1日目

06:30 ご滞在ホテルへ弊社ガイドがお迎えにあがります

07:30 デンパサール空港チェックイン

08:40 マカッサルへ出発 GA674

10:10 マカッサル到着

10:45 タナトラジャへ出発

12:00 ラマンラマン見学(インドネシア最大の石灰岩(カルスト)の山岳地帯)

14:00 途中ローカルレストランにてランチ

20:00 ホテルチェックイン

 

2日目

09:00 ホテルへ日本語ガイドがお迎えにあがります

09:45 レモ&ロンダ見学

12:15 ケステス見学

13:30 ランチ

15:00 スアヤ、サラプン見学

17:40 ホテル着

 

3日目

09:00 ホテルチェックアウト・空港へ出発

13:30 ローカルレストランにてランチ

18:30 ウジュンパンダン空港チェックイン

19:35 デンパサールへ出発

21:00 デンパサール空港到着空港解散またはバリ島内ホテルへご送迎

 

料金

  • 大人(2名以上参加・1室2名利用) お一人様  USD520

 

料金に含まれるもの

  • バリ島滞在ホテル-デンパサール空港間往復送迎(日本語ガイドつき)
  • タナトラジャ観光時の車
  • タナトラジャ観光時の日本語ガイド又は英語ガイド
  • 各拝観料
  • 2泊の宿泊代(1部屋2名様ご利用)
  • 朝食×2回、ランチ×3回

※南部リゾートエリア以外にご滞在の場合は追加送迎料金が必要となりますのでご了承下さい。(ウブドより遠方の場合はお問い合わせ下さい。)

 

【ジャカルタ発】 秘境・タナトラジャ(スラウェシ島)2泊3日ツアー

スケジュール

1日目

06:05 ジャカルタ空港チェックイン(空港へは各自移動)

07:05 ジャカルタからマカッサルへ出発 GA642

10:45 マカッサル空港到着(現地ガイドがお迎え)

11:00 タナトラジャへ出発

12:00 ラマンラマン見学(インドネシア最大の石灰岩(カルスト)の山岳地帯)

14:00 途中ローカルレストランにてランチ

20:00 ホテルチェックイン

 

2日目
09:00 ホテルにお迎え

09:45 レモ&ロンダ見学

12:15 ケテケス見学

13:30 ランチ

15:00 スアヤ&サラプン見学

17:40 ホテル到着

 

3日目
07:00 ホテル出発

11:30 途中、ランチ

16:00 マカッサル空港チェックイン GA609

19:25 ジャカルタ空港到着(ホテルへ各自移動)

 

料金

  • 大人(1名参加)  お一人様  USD1,020
  • 大人(2名以上参加・2名1室利用)  お一人様  USD550
  • 大人(2名以上参加・1名1室利用)  お一人様  USD660

 

料金に含まれるもの

  • タナトラジャ観光時の車
  • 日本語ガイド又は英語ガイド
  • 拝観料
  • 2泊の宿泊代
  • 朝食2回、昼食3回

 

タナトラジャツアーにもしご興味がございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください!

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