【バリ島インターンシップ体験】ウブド1日観光モデルコースと主要スポット完全ガイド

こんにちは!バリ島でインターンシップ中のみさきです。
今回はインターンシップの視察として巡った「ウブド1日観光」の様子を詳しくレポートします!
- 08:00 クタ出発
- 09:45〜10:15 ゴア・ガジャ
- 10:45〜11:45 モンキーフォレスト
- 12:45〜15:15 レストラン(昼食)
- 15:50〜16:15 プリ・ルキサン美術館
(→徒歩移動) - 16:20〜16:40 サワラスティ寺院
(→徒歩移動) - 16:45〜17:00 ウブド王宮
(→徒歩移動) - 17:05〜17:25 ウブド市場
- 17:30 ウブド出発
- 19:30 クタ到着
バリ島中部に位置するウブドは、古くから芸術や文化の中心地として知られています。
クタからウブドへ向かう道中では、ガイドさんが「ウブドに到着するまでには、いくつかの芸術村がある」と教えてくれました。実際に車で進んでいくと、木彫りや銀細工など、村ごとに異なる工芸品の工房が並んでおり、その都度ガイドさんが説明してくれます。そうした村々を通り抜け、ウブドへ近づくにつれて、街全体の芸術的な雰囲気が徐々に高まっていく様子を感じることができました。

Awanさんがドライバーからガイドまで担当してくれ、たくさんサポートしてくださいました!
最初に向かったのは、11世紀頃の遺跡「ゴア・ガジャ」です。ヒンドゥー教の僧侶の修行場でありながら、隣接して仏教寺院の跡もあり、初期バリにおける宗教共生を象徴する重要な聖域です。
ガイドさんに案内していただき、入口でサロンを巻いて、早速中へ入ります!

遺跡へ続く階段
遺跡の下に降りるまでは階段が続いており、太陽が照っていている中、少し大変でした。

巨木とポレンの意味
階段を降りていくと、敷地内にそびえ立つ巨木が目に入ります。木に巻かれた白と黒の布「ポレン」は、善と悪の両方が存在することで保たれる世界の調和を象徴しているそうです。また、バリの人々はお葬式の際にガジュマルの葉を使用するというお話も伺いました。
聖水池と沐浴の習慣
洞窟の外にある聖水池では、6体の女神像が持つ瓶から今も水が湧き出ています。昔の人々はまずここで沐浴をして心身を清めてから洞窟内に入り、精神を統一させていたとのことです。

「象の洞窟」と呼ばれる理由

「象の洞窟(ゴア・ガジャ)」と呼ばれているのかという名前にはいくつかの説があるそうです。
洞窟内に象頭神ガネーシャが祀られているからという説や、洞窟入口の巨大なレリーフが象の顔に似ていたからという説、また古文書に「象の川」という地名が記されていたこと、さらには野生の象がいたインドの修行所を模したという説など。
洞窟内部の神聖な空間
洞窟外の散策を終え、ガイドさんに写真撮影をしていただき、早速象の洞窟の中へ!
洞窟の中へ入ると、すぐにお香の匂いが漂ってきてバリ島らしい神聖な空気感を感じられました。
内部には知恵を象徴するガネーシャ像と、ヒンドゥー教の三柱を象徴する3体のリンガが祀られていました。このリンガは創造の神ブラフマー、維持の神ウィシュヌ、破壊と再生の神シヴァを表しているそうです。

お供え(チャナン・サリ)の作法
洞窟の中では、毎日欠かさず行われるお供え(チャナン・サリ)の作法(3回手を合わせて、聖水を飲んでからお米をおでこと喉につけ、食べる)の流れをガイドさんに教えていただきました。
僧侶の瞑想跡と足元の注意
壁面にある何も置かれていない空洞は、かつて僧侶たちが瞑想を行っていた場所だったそうです。

床は滑りませんが、少しボコボコとしているので、歩く際には注意が必要でした。
実際に訪れて感じたこと
行く前は有名な入口の風景のイメージが強かったですが、実際には敷地が広く、古い石が積まれている場所など、細部にも歴史を感じる場所でした。

次に向かったのは、ウブドの中心部に広がる「モンキーフォレスト」です。ここは単なる「サルがいる森」ではなく、14世紀から続く神聖な歴史と、バリ・ヒンドゥー教の深い信仰に包まれた約12.5ヘクタールの聖域です。
サルと安全にふれあうためのルール
入園の際、ガイドさんからは「ここのサルたちは十分な餌を与えられて管理されているため、ウルワツ寺院のサルに比べると凶暴ではない」との説明がありました。確かにおっとりとしたサルたちの姿が印象的でしたが、安全に楽しむためには、目を直接合わせない、食べ物を持ち込まない、私物はバッグにしっかりしまうといった基本的なルールを守る必要があります。

これらのガイドラインは、入口や園内のボードでも詳しく案内されています。他にも、園内にはサルの生態や森の説明についてのボードがいくつか設置されていました。
サルとの写真撮影体験

ガイドさんが、すぐ近くにいたサルとの写真撮影をしてくれました。
写真撮影中には、ガイドさんが「後ろからサルが近づいている」などとこまめに声をかけてくれて、常に安全面を気遣ってくださいました。おかげで、サルの動きに怯えることなく安心して撮影を任せることができました。
水辺で遊ぶサルたちの姿
森の中を散策していて、特に目を引いたのはサルたちが水辺で楽しそうに水浴びをしている光景です。バシャバシャと水を跳ね返しながら泳いだり、仲間同士で水をかけ合ったり、勢いよく木から水中へジャンプしたりする様子には、思わず足を止めて見入ってしまいました。

元気いっぱいに他のサルが木に登るのを邪魔している子がいたかと思えば、一方で周囲を気にせずのんびりと水に浸かっている子がいたりと、その様子は人間味にあふれており、同行した社員さんと、人間みたいだね、と話していました。
森の奥に佇む3つの寺院

さらに森の奥には、現在も信仰の場として大切に守られている「プラ・ダレム・アグン(シヴァ神)」、「プラ・プラジャパティ(火葬の寺院)」、「プラ・ベジ(聖なる湧き水)」という3つの主要な寺院があります。
これらの寺院に近づくにつれて、お香の香りが漂ってきたのが非常に印象的でした。その神聖な香りは、ここが単なる観光施設ではなく、今もなお祈りが捧げられ続けている場所であることを強く実感させてくれます。
寺院内は神聖な場所として観光客の立ち入りは禁じられていますが、門の外からでもその雰囲気を感じることができます。
ガイド同行ならではの安心感

今回はガイドさんが順を追って案内してくれたため、非常に効率よく見学することができました。実は私自身、ここを訪れるのは2回目なのですが、個人で訪れた前回は、一番奥の寺院から戻る道に迷ってしまった経験があります。複雑な構造の森だからこそ、歴史や背景を教わりながら迷わず巡ることができるのは、ガイド同行ならではの大きな利点だと感じました。
115種の樹木が息づく神聖な森
また、この森には115種もの樹木が息づいており、そのすべてがバリの人々にとって神様が宿る「聖なる存在」として大切にされています。サルだけでなく、色々な植物に注目してぐるっと回るのも、プラスの楽しみ方としておすすめです!

ここの、幹が垂れ下がった神秘的な雰囲気が好きでした!
モンキーフォレストでの視察を終え、ランチに向かったのはウブドの自然豊かな渓谷に位置するラグジュアリーリゾート「ロイヤル・ピタ・マハ」です。午前中から暑いなか屋外で活動していたこともあり、とてもおなかが空いていました。

多彩なレストランと伝統建築の美
バリ島伝統の建築美が息づくこのホテルには、利用シーンに合わせた複数のレストランがあります。 一般開放されているレストランとしては、ランチから夜まで営業している「デワタラウンジ」や、川のほとりで自然をより近くに感じる「アユンオーガニックレストラン」、「アユンバレーレストラン」などがあります。
他にも、団体客専用の「テラスバリ」や、事前予約必須の特別な「ロマンチックディナー」など、多彩なスタイルが用意されています。
建物の壁や門のバリ島らしい彫刻がとても豪華でした。

デワタラウンジでのランチタイム
今回利用したデワタラウンジは、目の前に緑豊かな渓谷が広がる開放的な空間でした。食事中にはアユン川の流れが見えるだけでなく、時折ラフティングをしている人たちの声が聞こえてくるなど、ウブドの地形を活かしたリゾートの環境を楽しむことができます。

ビュッフェで味わう贅沢なひととき
今回は視察として伺ったため、通常のアラカルトメニューではなく、ビュッフェのメニューを提供していただきました。味付けはもちろん、盛り付けやスタッフの方々の丁寧なサービスなど、非常に贅沢な空間を体験させていただきました。


スタッフとの温かな交流
特に印象に残ったのは、レストランスタッフの方との交流です。食事前から食事中まで案内してくださったスタッフさんからは、リゾートについての情報だけでなく、バリの文化やバリ語についてや、私が以前留学していたジョグジャカルタとの違いや共通点についての話題でも盛り上がり、非常に楽しい会話の時間を過ごすことができました。
ランチを終えて向かったのは、プリ・ルキサン美術館です。
ガイドさんから、ウブドにはたくさんの美術館があると教えてもらいましたが、この美術館はバリ島で最も歴史のある美術館といわれています。
広大な庭園の中には4つの展示館(パビリオン)があり、時代や様式ごとに分類された作品を鑑賞することができます(館内は撮影不可)。

第1パビリオン:カマサン様式と叙事詩の世界
まず第1パビリオンでは、『ラーマーヤナ』などの叙事詩を題材とした古典的なカマサン様式の作品が展示されています。日本語の解説が付いているものもあり、物語の内容を理解しながら鑑賞することができました。
第2パビリオン:伝統と西洋技法の融合
続く第2パビリオンでは、バリの伝統と西洋の技法が融合し始めた時期の作品が展示されており、第1パビリオンとは少し違った作風でした。
第3パビリオン:現代的な表現
第3パビリオンでは、現代的で自由な視点を持った作品を楽しむことができます。
第4パビリオン:特別展とウブド王家の歴史
最後の第4パビリオンは特別展と室となっており、今回は美術館の設立に尽力したウブド王家の歴史についての展示が行われていました。
文化継承の場としての役割

また、この美術館は単なる展示施設ではなく、バリ文化を継承する場としての役割も担っているそうです。バティックや竹細工など、様々なワークショップが用意されているので、ここで文化体験をしながらゆっくり過ごすのもおすすめです!
美術作品だけでなく、庭園の雰囲気も同時に楽しめる、とても素敵な場所でした。
美術館から徒歩で、ウブド中心部にあるサラスワティ寺院へ向かいました。
ここは学問と芸術の女神サラスワティを祀る寺院です。ランチをたっぷりいただいた後で少し疲れも出ていましたが、入口に広がる美しい蓮の池や噴水、そして豪華な建物の雰囲気に圧倒され、疲れも吹き飛ぶほど感動しました。
参拝時の服装について

参拝には、サロンと上着の着用が必須です。入口でスタッフの方から鮮やかな紫色のサロンを貸していただきましたが、その色がウブドの風景にとても映えていて綺麗でした。

建立の歴史と設計者
1951年、当時のウブドの王子によって建立されたこの寺院は、バリを代表する芸術家イ・グスティ・ニョマン・レンパッドが設計を担当しています。石彫りと建築美が融合した、バリ建築の傑作として知られています。
蓮の池が象徴するもの
特に印象的なのは、参道の両脇に広がる広大な蓮の池です。泥の中から美しく咲く蓮の花は、バリの宇宙観において「内面から湧き出る知恵と美」を象徴しているそうです。
記念撮影スポット
奥にある寺院の前には、椅子が設置されており、記念撮影を行うことができます。
Yuliaさんと一緒に記念撮影しました!

のんびり過ごせる空間
中には、リラックスできるスペースもありました。
時間があれば、ここで池を眺めながらのんびりしたら気持ちよさそうです。

カフェ・ロータスとツアー情報
また、寺院のすぐそばには、蓮の池を一望できる「カフェ・ロータス」があります。

ウェンディ―ツアーには、夜の伝統ダンスを見るまでに、ここで夕ご飯を食べることもできるツアーがあると教えていただきました。
オレンジジュースでひと休み
暑くて疲れていたので、出口にあるオレンジジュースをみんなで飲んでから、次の目的地へ向かいました!

その後、サラスワティ寺院からほど近く、ウブドのシンボルともいえる「ウブド王宮」へ徒歩で移動しました。
9世紀以来の歴史を持つ官邸であり、今も王族が暮らすこの場所は、バリ建築の粋を集めた緻密な彫刻が見どころです。特に儀式の時だけ開く「コリ・アグン(中央門)」の重厚感には圧倒されました。

夜のバリ舞踊公演
また、夜になるとライトアップされた中庭が舞台となり、バリ舞踊の定期公演が行われる、ウブドで最も人気の鑑賞スポットです。


王宮で聴くガムランへの想い
私は、インドネシアにいることを実感させてくれるガムランの音色がとても大好きです。王宮の重厚な雰囲気の中で聴くガムランは、きっと格別なんだろうな~と想像しました。
最後に向かったのは、ウブド市場です。ウブド王宮の前にある市場で、あらゆる種類のお土産を探すことができます。

お土産選びの楽しみ
ウブド市場でのおすすめのお土産は別の記事で紹介します!
ウブド市場での見学を終えた後、クタへと戻りました。通常であればウブドからクタまでは約1時間半の距離ですが、夕方の渋滞の影響もあり、移動は約2時間でした。しかし、車中ではガイドさんや社員の皆さんと様々なお話ができ、疲れを感じつつも、あっという間に感じられました。
今回の視察では、ウブドの自然、歴史、芸術、そして現地の方々との交流を通して、バリ島の魅力を多角的に学ぶことができました。初めての視察でしたが、皆様に支えられ、非常に楽しく充実した一日を過ごすことができました。この経験を、今後のインターンシップでの活動にしっかりと活かして、さらに濃い視察を行えるように頑張って行こうと思います。
記事の作成者/みさき
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大学を休学して1年間インドネシアに滞在している、東南アジアが大好きな大学生! |

