【メダン温泉?の旅6】アンバリータ村

どうも、ジャカルタのあすかです。

タイトルの温泉の後に「?」入っちゃいました。
なぜならここから温泉出てこないからです。
今までも温泉情報2つしかないですが…これからは観光情報ってことで!

 

今までの旅はこちらから
1. ここは行きたい、カローナ温泉    →2. 活火山シナブンとグンダリン展望台
3. 絶景のテレ展望台          →4. レイクビューが最高なサウリナリゾート
5. 湯加減サイコー、パングルラン温泉                                                           

 

で、パングルラン温泉の後は車でアンバリータ村に行ってきました!
途中、バタック族の豪華なお墓を眺めながら、のどかな道を走ること1時間。

アンバリータ村に到着。
ここは19世紀にこの地を治めていたバタック族の王が住んでいた場所です。

バタック族の住居。
船の形に似た、そった屋根が特徴です。
以前はシュロの葉っぱを使った屋根だったそうですが、今はその屋根はほぼなくなり、
トタンで修復されています。
ん~残念。でも修繕の費用や手間を考えれば仕方ないのかもしれない…

機織り機の横には細長い囲炉裏。機織り機の上には

食べ物を保管するための棚。
家の上部は窓のような、光採りがあるので風通しもかなりいいです。
正直、内部はそんなに広くなく、日本だったら都会のワンルームの広さです。
でもこの一つのおうちに親戚同士で8世帯住んでいたというのがスゴイ。

そしてこれはシアラガン王の家。
階段は他の家と違って石造り。そして階段の奥、家の下は…

なんと牢屋になってます。
今は人形ですが、当時は罪人がこのように片足だけ枷をはめられていました。
牢屋の目の前、というか王の家の前は


裁判所となっています。
ここで王と役人、裁判官が集まって裁判を行っていました。
判決はほぼ100%有罪、死刑。
だって王も役人も裁判官もみんな親族だから…怖い!
そして怖いのが…

 

死刑場!なんと裁判所の目の前です。
奥にある杖が立てかけてある台がありますが、そこに罪人を横たわらせ、
まず杖で拷問を行い、手首を切り、最終的に首を切ったと…
そんな生々しい処刑がほんの200年前には行われていたのです。
写真ではカップルが仲良く座っている椅子。
そこに王の親族も座って処刑を眺めていたんですね。

で、さらに怖いのが!(←まだあるんかっ)

このバタック族、人を食べる習慣があったのです。
なので処刑された人は、その後一族に食べられていたのです。。。

実はガイドさんのおじいさん、おばあさん世代もまだ人を食べることがあったとかで、
聞いた話だと、左のてのひらが美味しいんだそうです。

なぜか聞きたいですか??
インドネシアでは昔からお手洗いの時に左手を使う風習があります。
「右手で食事、左手で排泄の処理」っていうやつですね。
左手は、右手に比べていろいろな味が染みついてるので、美味しいらしいですよ。

最後、こんな〆でスミマセン…

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Ancient Batak Village
住所:Jalan Rumah Hoba | Huta Siallagan, Kec. SimanindoAmbarita, Samosir Island 22395, Indonesia