インドネシア

ブロモ観光のハイライト

ブロモサンライズツアー

ブロモ山を訪れたなら絶対に外してはいけないのが、壮大な日の出を山頂で鑑賞できるサンライズツアー。こちらは、まだ夜も明けぬ早朝に宿泊ホテルを出発した後、標高2,706mのプナンジャカン山の展望台で、朝日がお目見えするのを待つというものだ。暗闇を破って力強く昇ってくる太陽が、辺りの空の色を刻々と染め上げていくこの瞬間は、まるで神々が君臨してきたかのような圧巻さで一瞬たりとも目が離せない。ここに来て良かったと心から思える感動の瞬間だ。素晴らしい展望を目に焼き付けた後は、ジープでカルデラの中まで移動、硫黄の匂いが立ち込めるブロモ山の噴火口付近を目指す。

真っ暗闇に次第に色が着きはじめ、やがては黄金色に辺りが包まれる神秘的な夜明け

カルデラの中はまるで月面クレーター

サンライズツアーは宿泊ホテルで直接予約も可能

ブロモ山頂を目指すには、馬で移動したのち ２７５段もの階段を昇ってようやく到着となる

硫黄の匂いが辺りを覆う山頂付近、急な階段を登るのでかなり体力を消耗する

険しい山道も馬力のあるジープなら安心

ブロモ山への観光拠点に利用したい

ブロモ・コテージ・ホテル

一番近いスラバヤ空港からでも車で４時間ほどかかるブロモで、サンライズを見ようとすると必然的に現地で１泊が必要となる。周辺にはコテージタイプのホテルが点在しており、日本からのツアーなどでもよく利用されているのがこちらだ。山の斜面を利用して建てられていて眺めの良さは抜群、客室も清潔に保たれている。

周辺には大型ホテルはなく、小規模で設備も最小限のものが多い

お湯の利用量に制限が設けられている場合もあるので計画的に利用しよう！

Bromo Cottages Hotel

Tosari, Pasuruan 67177, East Java 　Phone : 0343 – 571222

ブロモ山の天候

標高が高いこちらの地方に宿泊する際の注意点は、山独特の変わりやすい天候。一瞬にして霧が辺りを覆い、すぐさま豪雨に変わる場合も多々ある。また、朝晩はかなり冷え込むので暖かい上着や手袋、マフラーなどの防寒具は必須だ。現地では安価で購入も可能で、またホテルで貸し出しをしてくれる所もある。

急な斜面を切り開いて作られた 畑が多く見られる

その他の記事はこちらから→

知られざる至福の楽園を訪ねて＜ブロモ聖峰を巡る旅＞その１