
【クアラルンプール】カラフルな階段と黄金像!バトゥ洞窟に行ってみた!
こんにちは!ブログをご覧いただきありがとうございます!
ウェンディーツアー マレーシア・クアラルンプールでインターンシップ中のOです😉
先日、マレーシアで大人気の3スポット、ピンクモスク・ブルーモスク・バトゥ洞窟を巡ってきました!
宗教やグルメの有名な場所をすべてまわり、歴史や文化の違いを肌で感じることができとても貴重な1日となりました。
歴史的な観光地であるため、趣があり一目見ただけでワクワクするそんな場所でした🎶
今回はバトゥ洞窟に焦点をあて、ツアーの体験をご紹介したいと思います。
バトゥ洞窟とは
バトゥ洞窟は、マレーシアの首都クアラルンプールの近郊にあるヒンドゥー教にまつわる洞窟です。
マレーシア国内で最も有名なヒンドゥー教の聖地で、19世紀後半にヒンドゥー教寺院として開いたのが始まりだと言われています。
観光地として人気で地元の参拝者や外国人旅行者で非常に賑わっていました。
見どころ
黄金のムルガン像
高さ約42.7メートルの世界最大級のムルガン像。洞窟の入り口にそびえ立っているため、迫力に圧倒されます。ムルガン神とは、6つの顔と12本の腕を持ち、孔雀に乗り槍を持つ若い青年で、「悪を倒す英雄」として表されます。
カラフルな階段
このカラフルな階段は、272段もあり、洞窟へ続く階段です。2018年にカラフルに塗装され、現在はSNS映えスポットとしても人気です。
階段が急で息が上がりやすいので、水分補給をしながら自分のペースを保ちながら登っていくことをお勧めします!下る際は、踏み外すことがないように手すりの近くを歩くようにしてくださいね。
洞窟内から見る景色
石灰岩でできた洞窟の中には4億年前にできたとされる鍾乳洞があります。4億年という数字はあまりピンとはきませんでしたが、272段の階段を上った先に見える景色は、神秘的で疲れを吹き飛ばす力がありました。
ムルガン神話
左から、ガネーシャ神、シヴァ神、パールヴァティ女神、ムルガン神です。
上記の写真は、洞窟内の像で神話のワンシーンです。この像は、マンゴーの果実をめぐる兄弟の物語を書いています。
ある日、シヴァ神とパールヴァティ女神は、息子たちに「神聖なマンゴーの果実を世界3周したものだけに与える」と告げました。ムルガン神は、孔雀に乗り宇宙を駆け抜け世界を3周しました。一方、ガネーシャ神は両親の周りを歩きまわり、こういったのです。
「私にとって、両親は宇宙全体です」
その献身的な言葉に心を打たれたシヴァ神とパールヴァティ女神は、マンゴーをガネーシャ神に授けました。
写真の像は、まさにその瞬間を表しています。
ムルガン神は戻ってきて何が起きたかを知ると、失望しカイラス山を去りパラニの丘に定住しました。そこで彼は深く瞑想し、俗世の所有物を放棄しました。彼の深い苦行は
パラニを聖なる巡礼地へと変貌させ、今でも信者たちが彼の祝福を求めています。
観光で訪れる私たちにとっては、ただの像のように思えますが、このように神話を知ってから見るのとでは面白さが違い、深みがあります。
苦行を目にすることができる
カラフルな272段の階段を四つん這いで上がっている人を見かけました。これは観光ではなく、ヒンドゥー教の信者による宗教的な行為「苦行・奉納」です。
ヒンドゥー教では、神に願いを捧げたり、叶った願いへの感謝を示したりするために、わざと体に負荷をかける「苦行」を行うことがあります。その一つがこの階段を四つん這いで登る行為です。
さらに、頭の上に壺を乗せることで、最上段の寺院でムルガン神にお供え物を捧げることができます。
観光時の注意点
洞窟は宗教的な場所であることから、露出の多い服装は避けてください。
また、サルがいますが人になれているので食べ物や飲み物を見せないようにしてください。観光地なので、スリに合いやすいため注意が必要です。最後に、272段の階段を登りきるために、歩きやすい靴がお勧めです!
感想
272段の階段を上ると聞いた時初めは、きつそう、大変そうと思いました。ですが、いざ登り始めてみると、すぐにゴールがきてあっという間のように感じました。登り切った後に見える洞窟からの景色がきれいなので、ぜひ行ってみてください。また、信者の方の姿を目にしたこともあり、「ここがただの観光地ではなく、信仰の場である」ということを実感しとても興味深かったです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!