【クアラルンプール】スタッフインタビュー:EQ Kuala Lumpur

2025年09月1日

 

こんにちは!ブログをご覧いただきありがとうございます!

ウェンディーツアー マレーシア・クアラルンプールでインターシップ中のOです😃

今回はクアラルンプールの中心部にある「EQ Kuala Lumpur」の営業担当中野奈美子さんにお時間をいただき、ホテルの魅力やお仕事、プライベートのことまでお話を伺いました!

 

ホテルの場所

EQ Kuala Lumpurはクアラルンプールの中心部という一等地にあるため、Pavilion、Suria KLCC、KL Convention Center、Changkat Bukit Bintangなど、繁華街エリアであるゴールデントライアングルの人気スポットへ徒歩でアクセスできる抜群のロケーションです。観光・ショッピング・グルメ・ナイトライフすべてが徒歩圏内に揃っています。

インタビュー

まず初めに簡単に自己紹介をお願いいたします。

中野奈美子と申します。マレーシアに来て1年3ヶ月になります。その前はシンガポールと中国の上海でホテル業に携わってきました。上海やシンガポールではオペレーション、フロント、ゲストリレーションを担当していましたが、現在は営業として日本と韓国、いわゆる北アジア市場を担当しています。今年からはコンベンション(大規模会議場)の担当も務めています。

 

EQ Kuala Lumpur はどのようなホテルですか?

当ホテルは1973年に創業し、51年の歴史を持ちます。
2012年に旧ビルを取り壊し、2019年に現在のホテルが完成しました。客室数は440室、会議場や複数のレストランも併設しています。特に有名なのは、マレーシアで一番初めにできた和食のレストラン「勘八」やファインダイニングレストラン「SABAYON」、そして51階の絶景バー「Sky51」です。

 

ホテルの一番の見どころや自慢できるポイントは何ですか?

ローカルブランドのホテルで、ここまでの施設やレストランを備えているところは他にないのですごく自慢です。Sky51からの眺めも絶景ですし、サービスも高い評価をいただいています。実際に世界的に権威のある旅行雑誌「TRAVEL+LEISURE」で、マレーシアで1位、アジアで2位、世界で22位に選ばれました。自慢です!

 

ホテル業界でこのキャリアを選んだ理由は何ですか?

以前はオペレーションを担当し、お客様と直接接してきました。今は営業として、違った視点からお客様に関わることに面白さを感じています。

 

営業の仕事をしていて、やりがいをかんじているのはどのような時ですか?

大きな案件が決まり、契約をいただいた時です。やはり達成感がありますね。

 

日本ではなく海外で働くことを決めたきっかけを教えてください。

もともとは教育業界にいたのですが、日本では均一性が重視され、自己主張やクリエイティビティが発揮しにくいと感じていました。そこで実際に海外に出て、自分の目で「現地はどのような環境なのか」を見るという体験をしてみたいと思ったのがきっかけです。

 

教育業界からホテル業界に転身された経緯を教えていただけますか?

海外で働くことを決めてから、最初に赴任したのは中国で日系のホテルでした。当時、中国語は全く話せませんでしたが、日系のホテルなら中国語が話せずとも日本語と英語で何とかなると思い決めました。しかし実際には中国語が必須で、とても苦労しました。

 

国によってホテルのサービスにどのような違いを感じますか?

中国では日系のホテルニッコーだったので、日本式サービスを知らないスタッフに教えることが一番の課題でした。シンガポールは学歴が高い人が多く、サービス業を敬遠する傾向があります。一方でマレーシアはホスピタリティ精神が強く、とても温かいサービスが特徴的です。

 

ゲスト・リレーションズの業務と営業の業務において、それぞれ意識されている点の違いについて教えてください。

ゲスト・リレーションズは多国籍のお客様に対応しますが、現在の営業は日本と韓国の法人のお客様が中心です。そのため、両国のニュースや世界情勢、マレーシアの情勢に常にアンテナを張り、知識を深めることが欠かせません。

 

シンガポールで迎えた猫と一緒にマレーシアに来られたそうですが、お仕事と猫との暮らしはどのようにバランスをとられていますか?

猫は、家の中で一人で楽しそうに過ごしていますが、帰宅するとドアの前で「ミャー」と迎えてくれるのがとても嬉しいです。

 

今後のビジョンやも目標について教えてください。

両親の実家が新潟で、200年以上続く古民家があります。将来的にはその地域を活かして、海外の方、マレーシアの方々に紹介できるような活動をしたいです。米や酒、和牛といった地域資源を世界とつなげ、町おこしにつなげたいと考えています。

 

最後にこれから社会に出ようとしている大学生の皆さんに向けて、アドバイスをお願いします。

情熱(パッション)が人を動かす、人を引き付ける原動力になります。常にそんなパッションを持てることが非常に大事です。ぜひ自分のパッションを見つけてください。

インタビューを終えて

今回のインタビューを通して、ホテルの魅力だけでなく中野さんの人柄の良さ、温かさに触れることができました。第一線で活躍される方の言葉には重みと情熱があり、その真摯な姿勢に心を打たれる時間となりました。
中野さんの「情熱を持っている人を自身が欲していると、そういう人が自然とやってくる」という言葉に感銘を受けました。何かに情熱を持つということは簡単なことではないと思いますが、その姿勢こそが周囲を動かし、人を惹きつけ、結果として大きな力を生み出していくのだと強く感じました。
いただいたロティチャナイの美味しさと温かさも重なり、より心に残る貴重な機会となりました。私自身も、自らのパッションを大切にし、それを周囲へと広げていける人間でありたいと強く思います。

今回のインタビューを快く引き受けてくださり、一つひとつの質問にとても丁寧に答えてくださった中野さんに、改めて感謝申し上げます。

また、これからクアラルンプールへの旅行を考えている方は、ぜひEQ Kuala Lumpurをチェックしてみてください!