
【クアラルンプール】マレーシア料理「肉骨茶バクテー」
こんにちは!ブログをご覧いただきありがとうございます!
ウェンディーツアー マレーシア・クアラルンプールでインターンシップ中のMです✨
今回は、マレーシアのローカル料理「バクテー(肉骨茶)」についてご紹介いたします!
私は、ウェンディ―ツアーが主催するマレーシアの大人気観光地を巡るツアーで、初めて実食しました。日本ではあまり馴染みのない料理ですが、その美味しさと栄養価は、日本人の口にも合う癖になる味です!
ぜひ皆様にもおすすめしたく、今回はバクテーの魅力に迫ります。
バクテーとは?
バクテー(肉骨茶)は、骨付き豚肉を漢方やスパイス、野菜と一緒に煮込んだ薬膳スープで、マレーシアやシンガポールを代表する料理です。
名前に「茶」とついていますが、スープに茶葉が入っているわけではなく、昔、福建系の労働者が脂っこさを中和するために中国茶を一緒に飲んでいたことが由来とされています。(諸説あり)
福建系の中華系マレーシア人によって伝統的に食べられてきた滋養食で、体を温め、疲労回復や免疫力向上に効果があるとされるため、日常的な健康食としても親しまれています!豚骨を長時間煮込むことで、スープにはコラーゲンやミネラルが溶け込み、胡椒やニンニクも風邪予防にも効果的です✨
マレーシアのクランは「バクテー発祥の地」とされ、今でも老舗の人気店が多く集まっています!
バクテーの種類
バクテーには大きく分けて二つの種類があります。
伝統的なバクテー
1つ目は最も伝統的な「スープバクテー」。胡椒やニンニク、八角、クローブ、シナモンなどのスパイスと醤油で味付けされています。あっさりしていて優しい味です。お店によって漢方風味の強さや甘み・塩気のバランス、スープの濃淡が異なるため、食べ比べも楽しみのひとつです。
現代風にアレンジ
2つ目は現代風にアレンジされた「ドライバクテー」と呼ばれるスタイルです。スープをほとんど使わず、豚肉をオクラやドライチリ、ドライカットルフィッシュ、ダークソイソースなどと炒め煮にしたものです。濃厚で甘辛い味わいが特徴で、ご飯が進む“おかず系バクテー”として人気を集めています。私は、魯肉飯に似た味を感じました。
伝統的なスープバクテーと、現代風なドライバクテー。どちらのスタイルが好みか、ぜひ食べ比べていただきたいです✨
バクテーの食べ方
定番の食べ方
続いて、バクテーの定番の食べ方をご紹介いたします。
基本は、熱々のスープと骨付き肉をご飯とともにいただく方法で、スープをご飯にかけて“お茶漬け風”にしたり、肉をほぐしてのせたりするのが一般的です。合わせるご飯は白米だけでなく、蔥油飯(ネギ油ご飯)を選ぶ人も多いです。ネギの香ばしさと油のコクがスープによく合い、豊かな味わいを楽しめます!
油条(ユーティアオ)
もうひとつ欠かせない存在が「油条(ユーティアオ)」と呼ばれる揚げパンです。カリッとした食感の油条をスープに浸すと、旨味を含んで絶妙の一口に変わります!バクテーと油条の組み合わせは、地元では定番中の定番とも言われているそうです。
また、テーブルに備えられた調味料で味を変えるのも現地流です。刻んだ唐辛子やニンニクを醤油に混ぜたタレに肉をつければ、スパイシーな刺激が加わり、最後まで飽きることがなく楽しめます!こってりとした料理であるため、食事には中国茶を合わせるのが一般的です。脂っこさを中和し、消化を助ける役割を果たしてくれます。マレーシアに来てから、フルーツジュースばかり飲んでいた私は、久しぶりのお茶に何か懐かしさを感じるとともに、とても美味しくいただきました。
このように、バクテーはスープ単体の料理ではなく、ご飯、油条、薬味、副菜、そして中国茶とともに楽しむことで完成する“食文化”そのものであるともいえます。滋養に富み、食卓を囲む人々を温める料理として、今もなお地元の人々の生活に息づいています。
マレーシアを訪れた際には、ぜひ本場ならではの流儀で味わっていただきたいです✨
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
人気観光地 + バクテーのツアー
人気の観光地の見学後にランチでバクテーをご用意。
ガイドが食べ方のコツもアドバイスしますので、始めたの方でも安心して本場の味をお楽しみいただけるツアーです!
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