マレーシア留学体験記 テイラーズ大学 はるかちゃん編

 

目次

 

留学の動機

海外での生活に憧れがあったから

私が外国に興味を持ったのは、小学生の頃にいとこに会いにアメリカに行ったことがきっかけです。
私のいとこは、父親の仕事の都合でアメリカに住んでおり、長期休みを利用し1か月ほど家族で遊びに行きました。私にとってそれが初めての海外で、食べ物のサイズから人まで、日本とは何もかもが違い、子供ながらに衝撃を受けました。アメリカで見るもの全てがきらきらとして見え、この旅行がきっかけで外国が大好きになりました。今でも鮮明に残っている記憶があります。それは、スーパーに買い物に行った際に、見知らぬおばあさんが当時お気に入りだった赤いサンダルを褒めてくれたです。日本では見知らぬ誰かに褒めてもらえる経験なんてなかったため、とても嬉しかったことを覚えています。その出来事がきっかけで外国人が好きになりコミュニケーションをとりたい、と思うようになりました。英会話教室には以前から通っていたのですが、より一層英語の勉強を頑張るようになりました。それからは長期休みを利用し、一か月ほどアメリカやフィリピンに短期留学に行きました。短期留学に行くうちに、海外生活への憧れがどんどん強まっていき、長期留学に行きたいと思うようになりました。

日本から脱出したかったから

私は些細なことを気にしてしまう性格で、それが原因で人間関係で悩むことが多くありました。また、日本には仲の良い友達もたくさんいて楽しく過ごしてはいたのですが、なぜか満たされない気持ちがずっとありました。高校二年生の進路を決めるときに、“このまま日本の大学に行っても、また人間関係で悩んで同じような生活を送っていくんだろうな”、と思い、それだったら人生一度しかないし小さい頃からの憧れだった留学に行こう!と決めました。

マレーシア留学のメリット&デメリット

メリット その1:コスパが良い

マレーシア留学の魅力は何といってもコスパが良いことだと思います。私は現在テイラーズ大学に在籍しており、学費は日本の大学とほぼ変わらないです。また生活費も安く、家賃や交遊費を含め月10万円ほどあれば余裕を持って生活することができます。マレーシアの大学のクラスは英語で行われていますし、マレーシア人は英語を話せる人が多いため、非英語圏ながら日常的に英語を学ぶことができます。

メリット その2:3年で学士を取得できる

マレーシアの大学は、大学入学前に通うファンデーションコースという大学進学準備コースを設けています。日本の高校を卒業した場合、条件を満たしていれば、ファンデーションコースを受講せずに、直接大学に入学することが可能です。三年で学士を取得できるのは、学費や生活費も節約できますし、時間を無駄にすることもないので、魅力的だと思います。

メリット その3:色々な文化に触れることができる

マレーシアはマレー系、中華系、インド系の民族を中心に構成されている、多民族国家です。それぞれの民族ごとに多種多様な考え方や決まりがあるため、日本では当たり前だと思っていたことがマレーシアでは全く通じず、カルチャーショックを受けることが多く、毎日が新しい発見です。自分のものさしで物事をはかるのではなく、広い視野を持ち、柔軟な考え方を持つことができたのは、留学で得られた一番の財産だと思います。

メリット その4:人が優しい!

マレーシア人は親切な人が多く、困っていると助けてくれる人が多いです。初めてバスに乗る際にどのバスに乗ったらよいか分からず、隣のおばあさんに聞いたところ、一人じゃ心配だからと私が乗るバスに一緒に乗ってくれ、バス代も支払ってくれました。このように損得関係なしに助けてくれる心優しい方がマレーシアには多く、人の温かさを感じることが多いです。私もそんな風に人助けができるような人になりたいと思い、他人に親切にすることを心がけるようになりました。

デメリット その1:なまりの強い英語

マレーシアはマングリッシュといわれるマレーシア独自の英語があり、この英語はなまりが強く、アメリカ英語で慣れた日本人にはとても聴き取りずらいと思います。又、人種によってなまりも違うため、中。ネイティブのような綺麗な英語を覚えたい人にはマレーシア留学は向いていないのかな、と個人的には思います。発音はそこまで気にせず、英語でコミュニケーションを取ることが目的の方には、マレーシアはおすすめです。

デメリット その2:アルコール飲料が高い

マレーシアは物価は安いですが、アルコール飲料に対する酒税を高く設定しているため、日本よりもお酒が高いです。例えば、マレーシアでよく飲まれるタイガーと言われるビールは一缶約200円ほどですが、ワインは安いものでも1500円ほどで販売されております。マレーシアにはランカウイ島と言われる観光客に人気のリゾート地があるのですが、そこでは何とお酒を免税で購入することができます!マレーシアの他のエリアと比べると半額以下でお酒を購入できるので、お酒を飲むためにランカウイ島に行く人も多くいます。

留学中に苦労したこと

コロナの影響で思い描いていた留学生活を送れなかった

私は2020年1月にマレーシアの大学に入学しました。最初のセメスターが終わり、セメスターブレイクを利用し、日本に帰国し一か月ほど滞在しマレーシアに戻る予定だったのですが、コロナの影響でマレーシアに入国ができなくなり、そのまま日本に一年半ほど滞在することになりました。その期間はただ日本でオンライン授業を受けて、課題を提出しての繰り返しでした。オンライン授業なので友達を作ることも難しく、想像していた留学生活とは全く違うものになりました。勉強に対するモチベーションが下がり、また留学に行っていないのにコロナ前と変わらない費用を払い続けなければいけないことに対し、不満もあり休学も考えました。ですが、オンライン授業のおかげで自分で使える時間が増えたという風にポジティブに考えるようにし、せっかく日本にいるのでバイトを始めたり、趣味の料理に時間を費やしたりと、時間を有効活用するようにしていました。

クラスメイトと

留学前にやっておくべきこと

IELTS用とTOEFLE用の教材で勉強!

英語で大学の授業を受けるので、とにかく専門的な用語が沢山でてきます。留学前に少しでもアカデミックな単語を知っておくと、授業がとても楽になると思うので、IELTSやTOEFLE用の教材を用いて勉強しておくと良いと思います。

日本でしか食べられないものを沢山食べてくる!

マレーシアには伊勢丹やドン・キホーテなど日系スーパーがあるため、日本食品は手に入りやすいし、日本食レストランもたくさんあります。ですが、物によっては日本の倍の金額で販売されているものもあったり、また手に入らないものもあります。例えば、マレーシアはイスラム教徒が半数以上を占めているイスラム国家です。例えば、ポークソーセージは、マレーシアでは安くても1パックあたり900円ほどしたりします。

マレーシアでの生活

日本では住めないような家に住める!

マレーシアは物価も安いですが、何より家賃が日本と比べとても安いです。マレーシアで暮らす日本人は基本的にコンドミニアムと呼ばれるタワーマンションのような住居に住む方が多いです。エリアやコンドミニアムのレベルにもよりますが、ジム、プール、24時間セキュリティが完備されたクアラルンプール市内のコンドミニアムでも月に約6万円ほどで住むことができます。

日本食が充実している!

マレーシアは日本食の需要が高いため、日本食のレストランがたくさんあります。多くの日系外食チェーンもマレーシアで展開しており、すき家、やよい軒、一風堂など本場の日本の味を楽しむことが出来ます。価格も日本とほぼ同じ金額ですが、マレーシアの物価を考えると少し高いため、ちょっとした贅沢として行くこと多いです。日系の外食チェーン以外にも美味しい日本食レストランが多くあり、お手頃価格で日本食を楽しむことができるのでよく行きます。また、最近はマレーシアで“おまかせレストラン”という高級日本食ブームのため、マレーシアにいながら本格的な日本食も楽しむことができます。

タクシーが安い!

マレーシアは年中日差しも強く、暑いため歩いてどこかに移動するということが日本よりも少ないです。また、自転車も普及していないため、どこかに行く場合はタクシーが基本です。バスや電車もありますが、時間通りに来ないことが多い、また日本のようにどこにでも駅やバス停があるわけではないため、タクシーに乗る方が多いです。マレーシアは、基本的にGrab car やAirasia rideなどの配車アプリを使い、タクシーを呼びます。金額も先に提示されるためぼったくられることもないため、安心してお使いいただけることが出来ます。日本ではタクシーは高いイメージがありますが、マレーシアでは近いところだと約300円以下でも行けたりと安いため日常的に使うことができます。

ピンクモスクへ

 

留学で得たもの

柔軟な考え方

留学で得たものは、数えきれないほどありますが、特に大きかったものは柔軟な考えを持てるようになったということだと思います。マレーシアは日本と違い、多民族国家のため様々な文化が混在しています。そのため、マレーシア生活中は驚くことがたくさんありました。例えば、定刻通りにバスや電車が来ない、トイレにトイレットペーパーはないのにシャワーがあるなど、日本では想像できないような出来事がたくさんあります。最初は驚きましたし、嫌だなと思ったのですが、こういった経験から、自分の当たり前が他の人の当たり前ではないということに改めて気付くことができ、他人と察する際には、自分のものさしだけで物事を測るだけでなく、相手の考えにもリスペクトを持ちながら接することがいい関係を築くかぎだということを学びました。

初対面の人にも話かけられるようになった!

私は日本にいる頃は初対面の人に話しかけることが苦手で、何か困ったことがあっても誰かに聞くのではなく自分で解決するようにしていました。海外生活で困ったことがあった場合、自分一人で解決することはとても困難です。また、自分から助けを求めないと誰も助けてはくれません。誰かに聞かなきゃいけない環境に身を置いたことで、人に話しかけることに抵抗がなくなりました。両親がマレーシアに遊びに来た際には、私がお店の人やタクシーの運転手に話しかけているのを見て、驚いていました(笑)

 

インターン中にウェンディ―ツアーのツアーに参加し、その時の様子をブログにあげているので、

是非そちらもチェックしてみて下さい!

【マレーシア・クアラルンプール】ふらっとクアラルンプール街歩き に参加してみた!

【マレーシア・クアラルンプール】まるごとクアラルンプールツアー に参加してみた!

 

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