【クアラルンプール】Mandarin Oriental Kuala Lumpurで働く日本人に聞く!「ゲストリレーションズ」の仕事とは?

 

初めに

こんにちは。現在、ウェンディーツアー・マレーシアのクアラルンプールでインターンシップをしているAです。

今回は、クアラルンプールを代表するホテルの一つ、Mandarin Oriental Kuala Lumpurで「ゲストリレーションズ」として働く、伊藤詩織さんにお話を伺いました。

マレーシアの大学を卒業後、新卒で同ホテルに入社した伊藤さん。大学時代のインターンシップをきっかけにホテル業界を志し、現在は多国籍な環境の中で、さまざまなお客様を迎えています。

今回のインタビューでは、ゲストリレーションズとはどのような仕事なのか、なぜマレーシアで働くことを選んだのか、そして海外で働く中で感じたことについて、お話を伺いました。

 

インタビュー

クアラルンプールの中心に位置するMandarin Oriental Kuala Lumpur

Mandarin Oriental Kuala Lumpurは、クアラルンプールの中心地に位置するホテルです。周辺にはツインタワーやコンベンションセンターがあり、ビジネスと観光、どちらを目的としたお客様も多く利用しています。

客室数は600室以上あり、世界にあるMandarin Orientalのホテルの中でも、最も客室数が多いホテルなのだそうです。

常に1,000人以上のお客様を迎えており、ホテルは日々、多くの人で賑わっています。

その中でも日本人のお客様から人気を集めているのが、24階に位置する「MO Club」というクラブラウンジ。クアラルンプールの街を一望できる眺めも魅力の一つです。

そんな多くのお客様が訪れるホテルで、伊藤さんは「ゲストリレーションズ」という仕事を担当しています。

 

「ゲストリレーションズ」とは?

ホテルの接客と聞くと、フロントやドアマンを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、ホテルには「ゲストリレーションズ」という仕事もあります。

伊藤さんによると、ゲストリレーションズでは、お客様一人ひとりに合わせたサービスを提供することが大切だそうです。

例えば、リムジンでホテルに到着されたお客様には、客室でチェックインを行います。ホテルに到着した瞬間から、お客様が快適に過ごせるようにサポートするのも仕事の一つです。

また、記念日に宿泊されるお客様のために、客室のデコレーションをすることもあります。お誕生日やハネムーンなど、記念日の内容はお客様によってさまざまです。

そのため、お祝いのメッセージやケーキを準備するだけでなく、それぞれの記念日に合わせたデコレーションを考えます。

「お客様にとって特別な一日を、ホテルでさらに特別なものにする」。それが、ゲストリレーションズという仕事の魅力の一つなのかもしれません。

 

ホスピタリティに興味を持ったきっかけは「一本のYouTube動画」

では、伊藤さんは、なぜホテル業界を目指すようになったのでしょうか。

きっかけは、意外にもYouTubeで見つけた一本の大学紹介動画だったそうです。

その動画を見て大学に興味を持ち、さらに大学にどのような学部があるのか調べていく中で、「ホスピタリティ」という分野に興味を持つようになりました。

そして、実際にその大学へ進学。マレーシアでの大学生活を送る中で、ホテル業界への興味をさらに深めていきました。

大学在学中にMandarin Oriental Kuala Lumpurで2か月間のインターンシップを経験し、大学卒業後に新卒でMandarin Oriental Kuala Lumpurに入社。インターンシップではフロントとレストランを経験し、現在はゲストリレーションズとして働いています。

さまざまな部署を経験したからこそ、ホテルを一つの視点だけではなく、さまざまな角度から見ることができるようになったそうです。

 

マレーシアで働く中で感じたカルチャーショック

マレーシアでの生活や仕事が、最初からすべて順調だったわけではありません。

伊藤さんも、マレーシアに来た当初はいくつかのカルチャーショックを経験したそうです。

その一つが、英語でのコミュニケーションです。マレーシアではさまざまな文化を持つ人々が生活しているため、英語にもさまざまなアクセントがあります。

日本で英語を学んできたとしても、実際に現地で会話をすると、「聞き取ることの難しさ」を感じることがあります。

しかし、そうした経験を一つひとつ乗り越え、現在では職場の仲間たちと楽しく快適に過ごされているそうです。

海外で働くということは、単に外国で仕事をするだけではありません。言語や文化、生活習慣など、日本とは異なる環境に適応していくことも含まれています。

 

「伊藤さんがいてくれて良かった」お客様からの言葉がやりがいに

そんな環境の中で、伊藤さんが仕事のやりがいを感じるのは、どのような瞬間なのでしょうか。

特に印象に残っているのは、お客様の記念日のお手伝いをした際に、温かいコメントをいただいたときだそうです。

自分が考えて準備したサービスによって、お客様が喜んでくださった。そのことを直接感じられることが、大きなやりがいにつながっています。

また、Mandarin Oriental Kuala Lumpurには多くの日本人のお客様が訪れます。その中には、英語でのコミュニケーションに不安を感じる方もいます。

そのようなお客様が困っているときにサポートしたところ、「伊藤さんがいてくれて良かった」と声をかけてもらったこともあったそうです。

自分の語学力や日本人としての経験を生かして、お客様の不安を取り除く。そして、「いてくれて良かった」と思ってもらえる。

こうしたお客様からの直接の言葉が、伊藤さんがゲストリレーションズとして働く大きなモチベーションになっています。

 

仕事だけではない、海外で働く魅力

伊藤さんは仕事だけでなく、プライベートとのバランスも大切にしながら働いています。

ワークライフバランスを取りやすく、日本に帰国して家族と過ごす時間をつくったり、他の国にあるMandarin Orientalに宿泊したりすることもできるそうです。

仕事を通してさまざまな人と出会い、さらに休日には自分自身の経験を広げる。海外で働くからこそ得られる経験を、仕事にもプライベートにも生かしていることが伝わってきました。

 

さらに広い世界へ

最後に、伊藤さんに今後の目標について伺いました。

今後は、さまざまな国を訪れ、自分自身の視野をさらに広げていきたいそうです。

現在の職場も多国籍な環境ですが、実際に他の国へ行くことで、また違った文化や価値観を持つ人々と交流することができます。

そこで学んだ文化や言語を、今後のサービスの向上にもつなげていきたいと考えているそうです。

「海外で働く」という経験をゴールにするのではなく、そこからさらに新しい国、新しい文化、新しい人々との出会いを求めていく。

伊藤さんのキャリアは、これからもさらに広がっていきそうです。

 

感想

今回のインタビューを通して、特に印象に残ったのは、伊藤さんがお客様一人ひとりに寄り添いながらサービスを提供している姿勢でした。

ゲストリレーションズという仕事は、お客様の記念日を彩ったり、言葉の壁による不安を取り除いたり、その人にとっての「特別な時間」をつくる仕事なのだと感じました。

また、私自身と年齢の近い伊藤さんのお話を聞くことができたことで、尊敬すると同時に、大きな刺激を受けました。

学生のうちに海外へ行き、慣れない環境に一人で飛び込むことには、強い勇気や覚悟が必要です。しかし、今回のお話を伺い、「挑戦することで新しい道が開ける」ということを感じました。

一本のYouTube動画をきっかけに大学へ進学し、現地のインターンシップを経験。そして現在は、クアラルンプールのホテルで多くのお客様を迎えている伊藤さん。

今回のブログを読んでくださった方にも、何か新しいことに挑戦する勇気を少しでも届けることができたら嬉しく思います。

 

 

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